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Westfield “WESTSPORTS Series III”
仕様
車両形式 | D1341/29? | |
寸法 | 全長 | 3660mm |
全幅 | 1610mm | |
全高 | 1060mm | |
ホイールベース | 2225mm | |
最低地上高 | 100mmぐらい? | |
重量 | 570kg | |
エンジン | 形式 | フォード・CVH |
種類 | 自然吸気・水冷式直列4気筒SOHC8バルブ | |
排気量 | 1600cc | |
最高出力 | 120PS/6000rpm | |
最大トルク | 14kg-m/4000rpm | |
燃料供給装置 | キャブレター (Weber 40DCOE x2) | |
トランスミッション | 変速機 | 5速マニュアル (Ford Type 9) |
駆動方式 | FR | |
足回り | タイヤ(前) | 185/60R14 |
タイヤ(後) | 195/60R14 | |
ブレーキ(前) | ソリッドディスク | |
ブレーキ(後) | ソリッドディスク | |
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン | |
サスペンション(後) | ダブルウィッシュボーン |
コメント
スーパーセヴンとは、1960年代にイギリスのロータス社が開発、販売したロータス7及び、その生産中止後に世界各国で生産されたレプリカの総称を言う。
キャブレター式ということもあり、エンジンスタートに若干手間取る。仕様上の出力は120PSだが、乗った感じではは100PS出ているかどうかも怪しく、決してハイパワーとは言い難い。 元々フォードCVHは大衆車用のエンジンなのでフィーリングはかなりマイルドであるが、それでも600kgを切る車体には十分である。その加速感は一度体験すると他の車が物足りなくなってくる。
4輪独立懸架はウェスト製ならではの仕様。スタビライザーは装着されていないが、軽量・抵重心の車体も相まって抜群のコーナリング性能を発揮しており、ワインディングでは非常に軽快な走りができる。
しばしば「ロードゴーイングフォーミュラ」と形容されるこの車のドライブフィーリングはかなり独特で、40年前の設計でありながら、現在も根強い人気を誇っている。
しかし空気抵抗やドライバーの負担から、最高速度を競うのは苦手である。また、軽量化のために一切の快適装備を取り払った設計のため、乗り心地はお世辞にも良いとは言えない。 安全性に関しても、ブレーキサーボ、ABS、エアバッグは装備されておらず、ドライバーの身体もむき出しとなる。更に、ガードレールにも隠れてしまうほどの低い車高のために他の車からは気付かれにくく、天候にも左右される。
非常に運転が楽しい車ではあるが、決して安心して乗れる車ではない。